昨夜の「やまぶき」

実は昨夜は、キャンピングカーで行く居酒屋「やまぶき」に飲みに行ってました。最近週末は、めずらしく混んでることが多く、静かなや「まぶき」を期待していました。

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これは、お任せで出てきた突き出し?にしては多いな。宮崎の黒豚を使っていて、見た目は悪いが、味は最高。でもここは照明が悪いので写真はいつも良くない。

丁度、常連のTちゃんが犬を連れて帰るところでした。残ったお客は、毎日来るAちゃんと初顔が二人。

カメラで料理を撮影していると、珍しかったのか初顔の一人がテーブルに来て話し始めた。大将に俺の仕事を聞いて、興味津津のようだ。60過ぎの近所のオンチャンらしい。ちょっとチャベス大統領に似ている。しかし、妙にしつこいというか、クドイ。

「先生、これからの日本の道筋はどう取るべきでしょうか?」なんて聞いてくる。笑っているが目はすわっている。あんまり厭になったんで「酒飲んで、政治の話は止めましょうーや」というと、ご機嫌を損ねたようだ。

本当は、土佐人は龍馬以前から、酒飲んで政治の話をするのは大好きなのだ。

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これは、今話題のクロマグロの剥き身。相変わらずの量。

それでも、しつこく話しかけて来て、酒がまずくなった。二人が帰った後、大将が 「ありゃ~、最低の男よよ!」と怒っている。聞けば、小さな会社の社長なのに、貧乏な連れの爺さんのおごりで飲みに来たそうだ。結局、支払いはツケで、大将は請求するつもりはないそうだ。

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しかし、ちょっと機嫌が悪かったけど、そんな客にガンガン酒を出す大将はただ者じゃ~ないね。見直した。連れの爺さんの顔をたてたんでしょう。ちょっとピンボケ、老けて撮れて御免なさい。

それから、ゲン直しに飲んだので、定量を越したし、支払いもかさんだぞい。こんな日もあるね~。

居酒屋の常連は、アル中のように思われているかもしれないけれど(ホントは、まあ、そうだったりして)とても気配りの出来る、いい人なのだ。酒場は本音が出る所なので、それなりの人じゃないと常連にはなれません。

先のおっさんなんかは無理です。家でオカアちゃんと飲んでなさい。

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朝起きると、山桜はもう満開の様子でした。

ジジイのたそがれた話に、最後まで付き合ってくれた人、ありがとう。


タイトルはナシ。

今日は出掛けなければいけないので、愛くるしい犬・モモちゃんの映像をお楽しみください。

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脚の短さでは負けません。


ロングボードのキム・ヨナになる。

サーフィンを初めて23年目となり、それなりに行き着く所まで行ってしまい、どうにも近年は進歩がない

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趣味といえども、上を目指さないと意味がない。また、波に乗る行為は、混沌としたものなので、漫然とやっていると上達がありません。

そこで、キム・ヨナみたいに技が連続してスムーズにつながるようにしたい。しかし、キム・ヨナになるためには少し痩せないとな。でも、結婚するなら真央ちゃんとどっちがいいかな?

それから、今年は乗り過ぎてヒンシュクを買いないように気を付けます。すみません。

上の写真は、トロイ波のボトムでいきなりターンを入れるの図。わりあい難しいです。


役鉋

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バイオリンチェアーの座板のシェイプに使った、主だった刃物類。

特殊な形状の鉋は“役鉋”と呼ばれます。左下の鋼の板はスクレーパーという立派な鉋です。引っ掻いて削ります。

切削個所が多かったので、刃を研ぐことは無論ですが、緩くなった仕込みを直したり、鉋の整備をしていたような気がします。1枚なら、いい加減なまま仕上げてしまうんですが。

私の鉋は、平面用の平台も「機械が平面は出してくれている」という自分勝手な理由から、寸を詰めているものが多いです。目違いを取るにも便利です。軽くなるしな。

一番下は、柿小刀です。右勝手と左勝手がセットになっています。今回、サイドの曲面の一番厳しいところで活躍しました。


5枚は大変。

ただ今,室温17度。今日はシャツ一枚で作業して汗をかきました。

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なかなか木工仕事は思うようにはかどりません。

先をトンガラシタために、裏面の形状が複雑になってしまいました。まあ、座板が出来れば作業は峠を越します。でも、最後は拭き漆だから・・・・・・今月一杯かかったら厭だな。


下の話

今日は格調高い、当ブログでは異例の下ネタです。気の弱い方は遠慮した方がよいでしょう。

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先日、オートキャンプのために購入したポータブルトイレです。なかなかキュートなデザインです。届いた日は、枕元に置いて寝ました。

左奥のレバーをポンピングして水洗出来ます。メーカーはUSAですが、製造はやはり中国です。

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分解するとこうなっています。汚水タンクには完璧なシャッターがついていて、急ブレーキを踏んで転がっても、夢のような状況にはなりません。また、下タンクに特殊な薬剤を入れて無臭化します。

お年寄りのオマルにも使えそうですが、操作するレバー類が多く、それが難な所です。

本格的キャンピングカーを乗り継いでいる友人は「トイレは一度も使ってない」と豪語していましたが、ネットで調べると、一度使ったらこれほど便利なものはないそうです。たとえ横に公衆トイレがあったとしても、冬は寒いし、汚いし、子供を行かせるのは不安だし・・・ということでした。

汚水は、勝手に下水に流してもいいそうです。マンホールを開ける杖も売っています。

ところで、排泄に関して日本人は非常に神経質ですが、外国はそうでもないです。

アルジェリアを旅行した時、フランス人バックパッカーが往来で、いきなりケツまくってクソを始めたのにはビックリしました。まだ若くて“うぶ”でしたから。人通りはなかったものの、少なくとも私はいました。まあ、フランス人は特別ですが。

モロッコでは、路肩に座って喋っているワンピース姿のお婆さんの下から、一筋の道が乾燥した台地に消えていくのを見ました。公衆トイレもないですからね。しかし、どうも列車内でもそれをするのか、2等車は床がベタベタして臭かったです。

ウッドストックのコンサートでは、トイレは地面に碁盤の目のように穴が掘られていて、前の人の○門が直接見えないように、僅かな高さの幕が張られているものの、左右の仕切りもなく、皆談笑しながら用をたしていたそうです。

まだまだ、体験談はあるのですが、プライベートな話になるので書けません。

私も典型的な日本人で、半分オープンなトイレで用をたすことなど出来ませんでしたが、やっぱりだんだん慣れてきます。


今週も曇り。

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最近、日曜日は人が多いので、朝5時に起きてネットで波高計を確認して、入野松原に出かけた。折れ方はトロイがまずまずでしょう。

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この飛行体はカラス。別に意味はありません。でも、カッコいいですね。

新しいケーソンの周りで何やら工事をしています。

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週一回のサーフィンは無理にでも行くと、どうやら体調がいいようです。気温が低くなければしばらく続けようと思います。プールと併用で腹筋割れるかもしれません。

しかし、今日は2時間しか海に入ってないのに、家に帰ってから疲労感が強く、不思議でした。どうやら、ウエットスーツの両膝が破れていたのを繕わずにいたので、腰から下が冷え切ってしまったのが原因みたいです。海水温も低かったし。年寄りだから体を大事にせんとな。

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久々に「三木」でBランチを食べて帰ってきました。そのために昼前で切り上げたんですが。「やまぶき」と同じで、しっかり基礎の出来た料理は人を幸せにします。

こんなに絶品なのに、お客が少ない。しょーもないラーメン屋がお客一杯なのにな。結局『めくら千人、目開き千人』と言って本物が分かる人は僅かなんでしょうね。木工も同じです。

今夜は「やまぶき」に出撃するかな。


蓮華

今日も、一般の方には面白くもない木工の話です。

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座の裏面はこのようになっています。先が尖がっているほうが、造形的にはつじつまが合わせやすいです。お釈迦様が座っている蓮華座みたいです。ハスの花びらです。自然の造形物は完成されているということでしょうか。

実は、裏面も倣い加工機を使ってみましたが、失敗しました。薄過ぎてわずかなズレが悲惨な結末を呼びます。裏はさほどの労力ではないので、手持ち式の機械と鉋で仕上げます。

しかし、私はついつい機械に頼ってしまい、削り過ぎてしまいます。汗をなるべくかきたくないのです。そして、冷や汗が・・・・・。失敗をリカバーするのは大事ですが、鉋で地道に加工するのはやってみると、大した労働ではありません。自戒の念を込めてここに記しておきます。

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表側は昼ごろに5枚完成しました。この作業は憔悴します。粘土細工みたいに付けたり取ったり出来ませんからね。

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裏面を加工するとこんな感じ。サイドの曲面がセクシーです。もうひとつだけど。

実は、ここの加工が一番大変です。なだらかに変化する曲面はアラが見えやすく手が抜けません。

座板削りも場数を踏めば、割合楽です。ずっと落ちを考えていたんですが思い付きませんでした。お風呂にはいります。


画期的アイディア

今日は、一般の方にはわからない、木工家のブログです。

バイオリンチェアーの座彫りのひな形を作るのに、他の型を流用してコピーマシンでやったら、2度も失敗した。曲面が思ったより複雑でうまくつながりませんでした。久々の失敗です。時間も材料ももったいないです。

手持ち式の道具でやったら、何だ意外に簡単じゃん。最近、コピーマシンに頼り切りだったからな。

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座板の剥ぎ合わせが、乾くまでの間、背もたれのスピンドルを仕上げていました。いつも、最初の1本は戸惑いますが、後はスムーズです。

上端の直径は10㎜、下端は12㎜。今回、2つのノギスを繋げてみました。すごく能率が上がります。一般の方に説明しますと、ノギスを材料にあてながら、刃物で切削していって、スポッとはまるときが所定の直径と言う訳です。

こののノギスは、旋盤加工用に先端を少し丸めてあります。


妙な趣味

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突然ですが、我家の台所です。職業柄、漆器が多いです。漆器は輪島屋膳仁と鵜島啓二先生。陶器は小川哲男先生や同年輩の作家のものです。スプーンは自家製です。

仕事に直結するものなので、良いものを揃えています。ただ、ミイラ取りがミイラになったと言えなくもないです。贅沢品と思えば、ビタイチ金は出せませんが、勉強と思えばいくらでも張り込めます。

それに、私の家具と同じで、作り手の顔が見えるというのは素晴らしいことだと思います。

以前は“芸の肥やし”に金を惜しまない私の姿勢に共感して、家具をどんどん買ってくれる奇特なスポンサーがいたのですが亡くなってしまいました。あんな人はもうおらんな。

何十万もする食器棚やダイニングテーブルを作っている木工家がショボイお茶碗で飯を食っていたり、アサヒなんてロゴの入ったコップでビールを飲んでいたら、そりゃウソでしょう。

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ただ、そういう理由だけではないかもしれません。このスプーン類は柄の部分が中空になった凝ったもので、ウチで宴会をするときに使います。実は木工を始めるずっと以前に買っています。洋皿も好きです。

男としてはレアな趣味だと思います。女性の洗濯物を収集する癖のある人よりも少ないかもしれません。でも、俺の方がよっぽど変態だったりして。

ゲーッ!変態って言う言葉を久しぶりに使いました。若い人は知らないかもしれません。変態が普通の世の中になりました。