忙しかった一日

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今日は、1日忙しくて疲れました。主に気苦労です。朝9時にトヨタのディーラーに昨日頼んでいた委任状を取りに行きました。構造変更を自分でやる場合には必要なそうです。本人名義であれば必要ありませんが。

車検作業自体は5分程で終わりますが、初めてなので、ちょっと慌てました。構造変更の審査は別のラインでやり、少し時間がかかります。でも、昨日OKをもらっているので簡単に済みました。しかし、自賠責保険の加入や、重量税を納めたり、ナンバー外したり、スムーズに運びましたが、 結局2時間以上かかりました。

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陸運局は混んでもなく、書類の記入もそれほど困難ではありません。普通の車検なら30分ほどで終わるのではないでしょうか。さほど距離を走らない4ナンバーは2回に一回は自分で済ましてもいいと思います。

目出度く、ナンバーがおりると、封印場で取り付けます。封印のアルミのポッチがないので焦っていたら、係りの人が来て最後に簡単なチェックをしてポッチを挿入してくれます。これで無罪放免です。生まれて初めて2年車検へ仲間入りです。

陸運局の人たちは、公務員にしては親切で、臨機応変に対応していて気持ちがいいです。まあ、ここは真面目にテキパキ働かないと、さばき切れないでしょうからね。

それから、再度トヨタに行ってプリウスを横目で見つつ、ETCを中型車から普通車へセットアップをしてもらいました。ヤッター!これで、はれて高速料金は普通車と同じです。

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吉野家で並、玉(ぎょく)、お新古の昼飯を食べた後、明日の原木市の下見に行きました。時期的には一番いいのに、出てる材はとても少ないです。不景気なんで、皆さん山から切り出してないのです。実際、木も少なくなっていますし。明日は久々に買うかな。でも、相場は少し高めなのだそうです。

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ついでに、製品の市場もチェックしてきました。一度でも鋸を入れたものは“製品”と呼ばれます。ここもガランとしています。10年くらい前は山盛り一杯出ていたんですが。

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海回りで帰っていたら、ケーソンでも運ぶのか巨大なクレーンが浮かんでいました。写真ではわかりにくいですが、高さは100m以上あるかもしれません。

なんだか、良かったような、虚しいような一日でした。


ユーザー車検

本日、午後から陸運局に行って、改造したハイエースをみてもらった。4時に車検作業が終わるので、その後は私のような者の相談にのってくれます。正式じゃないけどOKが出ました。良かった、良かった。

前の車検から、まだ1年しかたってないので、今回はどこもいじらずにユーザー車検なるものに挑戦することにしました。大した挑戦じゃないけど。明日の朝の予約を入れました。

改造についての詳しい記事は後ほどUPします。これから“駅前酒場”に行くのでここで終わりです。


ネットオークション

ヤフーは大嫌いだが、オークションは実に重宝している。先日も、ヘグナーの糸鋸、レイズのTE37鍛造アルミホイール、コンターマシンと売却した。どれも新しくレアな商品だったので意外な高値で売れ、一財産手にすることが出来た。これを元手にトヨタ株でも買うかな。

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14年間乗ったいすゞの4WDトラックです。初めて新車で買いました。3年ほど前に弟にオークションで売ってもらったが、下取りの査定はゼロだったにもかかわらず、40万ほどで売れた。劇レアだしな。しかし、自分としてはどこも悪くなく、タイヤもタイミングベルトも新しく、サンルーフ付きのオシャレなトラックがそんだけかい・・・・・という気はする。リミテッドスリップデフも組んでるしな。新しい商売のスタイルに切り替えなかったら今も乗っていると思います。(フェンダーの凹みは地震で材木が倒れてきたもの)

5万円のダイハツ・ハイジェット、タダで貰って黄色に全塗装したサニトラとトラック街道をひた走ってきた私ですが、箱バン乗ったら・・・・・超便利ですね。昔、お天気を気にして家具を運んでいたことが懐かしく思い出されます。結局、高温多湿の日本にはピックアップは根付かなかったんですね。

なんか、車の話になってしまいましたが、ヤクオフは買うのにも役に立っています。時代じゃね。


美しいものには・・・・

ハイエースの8ナンバー化の改造をやっていますが、案外大変です。普段使わない木ネジやべニアも使っていますが、これはこれで別の技術が要ります。べニアはすぐささくれるし、全然面白くありません。

ベット設備については、杉のフローリングの床があるのに、やっぱり作らないといけないようです。友人たちは、マジックで描いといたら、とか水糸張っといたらとか、無責任なことを言っています。どうやら、それなりの構造物がいるようです。コンパネや絨毯を敷いただけではだめなようです。

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この前の続きのYチェアーの話です。特に面白い話ではないので興味のない方は読まない方がいいです。

この椅子が弱いことの、もう一つの原因は前脚と後脚をつなぐ構造材が2本であることでしょう。ペーパーコードを張る部分と貫。これは致命的だと思います。

座面に紐を張るタイプの軸組み構造の椅子では、貫は殆どの場合2本以上です。多くの資料が載っている“UPPER CANADIAN FURNITURE” を見ても、通常は2本、肘付きだと3本、ロッキングチェアーになると4本、都合5本の構造材でつながっています。

Yチェアーの貫はその分、太く作ってあるんですが、貫の場合、太く作ったらいいというもんではないんです。全体に柔構造でありますから、細い貫2本が絶対に効きます。でも、そうなったら下半分が平凡な印象になりますが。

ウェグナーはこの件で製作ともめて、工場の床に寝っ転がって駄々をこねたそうです・・・・当然ウソです。でも、この部分は相当もめたと思います。

ただ、前回書いたように、乾燥がもっとしっかりしており、ホゾの精度がよければ、相当いけると思います。どちらにしても、子供のギッコン、バッタンに耐えられる椅子ではありません。

どうも、落ちが見当たりません。使用にあたっては、座面の張り替えのことも頭に入れておかなければなりません。結構維持費がかかりますよ。美しいものにはそれなりにリスクがあるんですね。

フェラーリやシャコタンは腹するしな・・・・・・・・うまく落ちたかな。


Yチェア張り替え ,完了。

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ここ2,3日に本業以外のことで非常にに忙しいです。ウチは本当に暇な工房なので、珍しいことです。あと、ハイエースの車検が終われば、雑用はすべて終了します。もう一息!

Yチェアの張り替えは、なかなか奥が深いです。いつも100点満点とはいきません、でも段々巧くなっていきます。頭はボケているんですが、手は勝手に動きます。この調子だと痴呆になっても張り替えは出来るかもしれません。

このくらい編んだところで、12枚のクッション材を挿入するのですが、その後はかなり編みにくくなり注意が必要です。

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パーンと張りがあるのが確認出来ると思います。実際やや膨らんでいます。音もパンパンします。座っても座面の落ち込みは殆どなく、異次元の座り心地です。

ハイブリッド座編みと言いたいところですが、前にも書きました通り、古くは馬の尻尾の毛などを詰めて行われてきたことです。なぜPPモブラー社が行わないのか不思議ですが、矢張り手間がかかるのと、座面の張り直しも重要な収入源と考えられていて、早くダメになった方が儲かるんでしょうね。

腰痛持ちの方にはお薦めです。

*ブログの最後に青いチッチャなものが付くようになりました。何かな?


キッチン、だいぶ出来。

今日もよく働いて疲れたので、崇高なYチェアーの話は明日にします。風邪はどうやら治ったみたいです。

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ミニキッチンの製作の様子です。本当に沢山の道具が必要です。特に重要なのはハタガネ・クランプ。大は小を兼ねるわけにはいかなくて、多種多様のものが必要です。

通常の家具製作では使わない、エア釘打ち機も重宝します。今回はかなり本格的なのであまり出番がありませんでした。

下に空間があるのは、タイヤハウスをクリアーするためです。

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本当にちょっとしたキッチンになってしまいました。BOXやランタンが正確にビルトインされます。二つのポリタンクは給水と排水用です。

材は楠です。昔はショウノウの原料になっていましたから、クールミントガムみたいな強い臭いがします。寝られるかなと心配していますが、段々おさまってくると思います。ヒノキも候補にあがりましたが、流石に雰囲気が違うのではと考えました。

商品ではないので、塗装はしません。


体調悪くても、

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乗りかけた船、ハイエースのキャンピングカー登録に向けた改造始まっています。右のオマルは登録にはあんまり関係ないけど・・・。でもすぐれものなので、後で特集します。

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今回は、電動ポンプで水も出るようにしなくてはなりません。シンクは見ての通り漏斗を利用しています。ヨット用の小型シンクはとても高いんです。洒落た植木鉢を利用しようとも考えましたが、機能性を重視することにしました。

こんな仕事なら、体調すぐれなくても、ガンガンいくな。能率上がるし。しかも、結構いい材料使ってるしな。


Yチェアー考察 (上)

久々にYチェアーの張り替えの仕事が来た。厳しいこのご時世に貴重な現金収入だ。なんかバイトしてる感じだ。しかし、間隔が微妙に開くので、やり方をいつも忘れてしまっている。でも肝心の所は体が覚えていて、始めると後は早い。

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今回の2脚は今までで一番状態が良く、肘かけが一ヶ所外れていただけだ。すごく嬉しい。実は、Yチェアーはガタガタになったものが大半で、中には致命的な破損があって、ちょっと修理の難しいものもある。例えば、背もたれのYが折れたものなんか、積層でパーツを作り直すほどウチは暇じゃないし。あんまりひどいと、張り替えは気の乗らない仕事になってしまう。

Yチェアー信奉者には申し訳ない話になりますが、構造的に弱いのでは・・・・・という話は明日にして、長年?木工をやってきた私が感じるのは、材料の乾燥が十分おこなわれてないのでは、ということだ。

外れた部分を見ていると、長年の使用によるヘタリというより、乾燥によってスポスポになったように見受けられます。

実は、木材の人工乾燥は大変難しく、根拠があって言う訳ではないけど、日本が一番進んでいるように思います。例えば、高知県の“乾燥師”は世界で教えているし。木は一定でないので、感性とか目分量とかが必要なようです。

それから、この構造は、材料を吟味して、出来れば一つ一つのホゾをすり合わせるような精密さ、手間がが要ると思います。つまり、量産には向かないと思います。しかし、実際はPPモブラー社の中では安価な量産椅子なんのです。スーパーレジェーラ等と比べると明らかに雑な作りで、貫の部分なんかは研磨が十分でなくてザラザラしています。

「ハッ!ざまーみろ、世界の名作椅子を散々こきおろしてやったわい」

と言いつつ、考えた人も考えた人だけど、作る方も作る方だな。逆に言えば、量産椅子でここまで出来るのかと、考えさせられます。デザイナーがモデラーも兼ねてないと無理ですね。

真面目な話を書くと、時間もかかるし疲れます。


裏技?

う~ん、風邪が治らん。今、全国的に木工家のトレンドは風邪のようです。

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大した話題じゃありません。一般の方は読んでもわからないし、特にお客様は読まないようにして下さい。

これは、先日出来上がった、ちゃぶ台の幕板の部分ですが、反り台カンナのかけ方もいい加減なものですが(上側はどうせ見えない)、一番下に注目!

鋸跡が取れていません。これは、バンドソーで挽き割っていた時、うっかりハチベー、それてしまったのです。この部分を取り去るには、もう一度4枚の板を自動鉋にかけて、20ミリの厚さを19ミリに落とさなければなりません。

厚みを落としたくなかったし、面倒くさいし、勿体ないのでそのまま仕上げました。どちらにしても普通は隠れる部分なので、職人の失敗を残しておくのもいいんじゃないかと考えました。

こういうのは、あってもいいんじゃないでしょうか。

裏は2回塗りで止めてしまったけど6回塗った方が良かったな。

このちゃぶ台は納品に行ったのですが、比較するため持って行った、うんと高い“円卓”をお客様が気に入ってくれて、そちらを購入されました。思う壺じゃ。ウッシッシ。

そんなに商売うまくいくのは、年に1回ぐらいです。

“思うつぼ”は、サイコロ賭博のあの壺だそうです。目が思い通りに出たというか・・・。


ハイエース8ナンバー化に暗雲が、

今日は、なんか昨日よりだるいので木工は止めて、溜まった雑用を片付けていた。その一つが散髪。4月並みの気温で良かった。

それから、高知市内の陸運事務局に車を持ち込んで、キャンピングカー登録の説明を聞きました。そしたら、また数年前より、更に条件が厳しくなっていて、ちょっと決心が揺らぎました。

流しの立ち位置の天井高さが160㎝・・・・その部分の床を剥がさんとな。

私の荷室は全面フローリングで布団を敷いて寝るんですが、ベットじゃないとまずいそうだ。「ほんで、ベットって何よ?布団じゃいかんの?」と聞くと、明らかな答えはなかった。床とは違う何らかの設備がいるそうだ。すごい抽象論だ。俺たちゃ、日本人!なんで布団が行かんのか?

陸運事務局の方たちは荒くれと思いきや、親切でやさしかった。それだけに手ごわそう。

本格的キャンピングカー以外は締め出したい意向だろう。金持ち優遇ですね。家具職人だから、やって出来ないことではないんですが、メリットはあるかな。

トラックや乗用車の高速道路料金の区分のもまだわからないしな。もう1年待ってみるかな。政治家が馬鹿だと、本当に下々の者は苦労します。

紙袋に4億円入れて運ぶ人がシロなのは、どう考えてもおかしいですね。堅気の人間は400万でも現金は持ち歩きません。いつも思うんですが、なんでそれほど金が欲しいんでしょうかね?そんだったらビルゲイツを目指せばいいんじゃないでしょうか。俺も1兆円だったら欲しいけど、一国の権力者があんなチッコイ土地をゲットするのに策をめぐらすなんて情けなさ過ぎます。

政治に全身全霊を捧げて良いかじ取りをしたら、食うには困らないし、賞賛の雨アラレ、多分女も寄ってくる・・・・?そんだけで十分お腹一杯になると思うんですが・・・・・・俺の欲がなさ過ぎか・・・・・今までついてなかったからな。