辰秋の円卓の修理 その2

今日はちょっとだけ仕事始めをした。手はまあ動かしても大丈夫のようです。
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円卓の拭き漆はやっぱり乾きが悪いです。
どうやら室温が低過ぎます。不思議なことに風呂の中のみ湿度や温度を上げても乾きにくい。室温もそれなりに上げないとダメなんです。それに温度差が大きいと結露等問題が出て来ます。漆は何でもナチュラルじゃないとうまくないです。
それを何とか体得するにはボチボチやっていたら10年も15年もかかります。
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痩せた部分に錆漆でパテ埋め。辰秋のバカ。
長期戦で作業は春が来るまで待とうかと思います。
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反って浮いた脚にはシンプルに5ミリの板を張り付けました。
黒田辰秋に言わすと漆の極意は「忘れるほど放っとけ!」だそうです。その割には相当セッカチな仕事をしています。