朝起きると、田んぼが大変なことになっていた。どっ、どうしたんじゃ!!
ウヒョ~!しかも、こいつらムニャムニャ喋りやがるぞ。天変地異の前触れか!ウルトラQか?古いか?
1、すぐ近くに“モネの庭”があり、試験栽培されている。
2、観葉植物として売るため。
3、単なる農家の酔狂。
4、ここだけハエが多い。
の、いずれかでないでしょうか。
先月仕事をしていると、突然テレビ局のディレクターという人が来た。高知ローカル局の取材なら断るつもりでいた。ちゃんと時間をかけて取り上げてくれるのならまだしも、茶化されて終わりでは、メリットもないどころか迷惑することが多い。
ところが、全国ネットの土曜日の朝の「旅フルーツ」という番組で、その中の、ゲストの旅で佐藤藍子が高知を旅するという。私は吉田拓郎の嫁さんかと思っていた。(それは森下愛子だった、古!)何しろ、中井貴一を見て「舟木一夫も齢とらんね~。」と言って笑われたくらいですから。
しかも、佐藤藍子は結婚して家を建てたとかで、家具を探しているという。「すげー!¥¥¥。嘘みたいな話じゃん」企画書もらって打ち合わせして、実際の作業の絵も欲しいというから、佐藤藍子に糸鋸でも教えようかと考えていた。手取り足取り。
しかし、それから一週間もたたずに、その実直そうなディレクターから電話があって「急に体調を崩し行けないので、代わりの何某から電話があると思うが、二度手間になりますがよろしく頼む」と言う。どうも、雲行きが怪しいな。
それから、予定日が近づいても連絡はなかったが、掃除もし、花も生けて待った。まあ、個展と重なったので無駄ではなかったが、先日のブログで報告した通り、電話の一本もなく、すっぽかされた。予定は未定でいいのだけど、キャンセルの電話はせんとね。この話を地元の放送関係の人にしたら「まあ、そんなもんじゃろ~」とのことでした。マスコミの常識は、世界の非常識ですよ!! 私はサラリーマンやってて「悪い知らせほど、迅速に、正確に」と教えられましたがね。
後で、この番組を見ましたが、急に担当が替わったせいか、のっぺりしたもんでした。カツオとか海とか豪快とか、お決まりのパターンで、俺なんかが出たら、ちょっと高知のイメージ変わったんじゃないかと思うんですが。実は「歌って踊れる木工家」としてデビューするのにどうやって両親を説き伏せようかと・・・・・・。
この不景気に、願ってもない話だったのに・・・・・ 人生うまくいかんな。「旅フルーツ」意外に金持ち見てそうだったのにな。早くしないと地上波というかテレビ、没落する一方なのにな。最後のチャンスだったかも。
まあ、いいこともあるさ。次は藤原紀香やな。ちなみに私のHPを見ての話だったようです。
先日のブログに登場した、ムサシアブミです。逆さにすれば確かに、馬具のアブミに似ています。
この内部はどうなっているのか、気になった人も多いと思い調べてみました。
包丁で外側を半分に割りました。
なんか、見てはいけないものを見てしまったような・・・・・・。
根元の部分で受粉するのではないでしょうか。やっぱり虫が手助けするのでしょうか。
臭いで誘うのでしょうか。私は鼻がよくないのでわかりません。
花弁にあたる?外側のカバーは色付きと半透明のストライプで、色付き部分の内側は濃い紫、外側は緑です。すごいね。
虫達も、世の男どもと同じように、怪しげな雰囲気に誘われて、我から飛び込んでしまうのかも知れません。別に食虫植物ではありませんが。
この花は、実がなると、また新たな変身をします。お楽しみに。
二股のモリは海用。先端は同じですが、柄の長さが穴突き用は短いです。
中央は淡水魚用です。どれも地元の山サ製で岩を突いても曲がりません、折れません。
一番下は、漁師からプレゼントされたアワビやサザエをひっかける道具。お墨付きを貰ったようなものですが、漁師の商品に手を出すのは気が引けて、10年以上たつのに使ったことはありません。
潜りの話は尽きないのですが、今日はそんな話ではありません。
先日、近所のお得意様が来て「娘のダイビング道具、もう使わないから貰ってくれないか。一度しか使ってないし、捨てようと思っているけど」
素潜りの道具は持ってるし「そりゃ~、大月の施設にでも寄付したらどうですか」とこちらもつれない返事。ダイビングの道具は”生もの”でちゃんと手入れをしてないと使えないのだ。でも、バックを開けると上等の道具で、まあ頂いておくことに。
しばらく、工房の片隅にほこりにまみれていたが、チェックしてみると、レギュレーターやジャケットはバカ高いイタリア製のブランド品で、しかもタグが付いたままだ。ヒィ~、お宝じゃ!!
使った形跡のあるのは、マスクとフィンだけであとは新品でした。○○ちゃんは、男らしい性格と聞いていたが、なるほど本当じゃ。稼ぎはいいけど、暇のない職業なんです。
マスクとフィンは使わせてもらうけど、後は大切に・・・・・・処分させて頂きます。
このお得意様には、道具を頂いたお礼に?「通い盆」を売りつけたのじゃった。後で、申し訳ないのでスプーン2本プレゼントしました。○○ちゃんにも、2人目が出来たそうなので、なんか贈らんといかんかな。
昨夜の夢の話に関連して・・・・昔読んだ「ローリングサンダー」という、アメリカインディアンのホピ族の長というか、ヒーラーというか、メディスンマンというか、呪術師というか、そういう立場の人を取材した本があった。よこなぐりの雷の日に生まれたんだろうな。確かに、現地は雷はとても多い。驚いていると、日本の地震と同じだと笑われた。
ローリングサンダーが言うには(よく覚えてないけど)鹿狩りに行く時、殺される鹿はあらかじめ決まっていて、鹿もそれを十分承知している。車を止めて銃をかまえると、小高い所に姿を現すのだそうだ。
その話を、いの町のディアハンターことO塾長にすると、一笑に付すと思っていたが、
「猟とはそういうもんなのよ~。」という意外な反応。
「ふーん。」そんなイージーなハンティングはやってないくせに。でもなんかわかるような、気もせんでもない・・・・・か。野生に生きる命を奪いに行くのだから、奇妙なことも起こるらしい。
まあ、この本は、多分に白人ライターの神秘的なものへのロマンチシズムがみてとれるが、私は好きです。でも、今の世の中を見ると正義とか超能力とか精霊とかいうのは、微弱な力しかないんですね。
でも、不思議とか、永遠を感じて心が癒されことはありますね。
*関連記事が、私のエッセイNO,7の”カナダ再訪“にあります。
昨日、正午過ぎ、昼飯を食ってる最中チャイムが聞こえた。お客さんのようだ。
昼飯というのは、日がな一日、地味な労働に従事している職人にとって、侵すべからざる大切な時間で、夜の宴の次に楽しみにしているものです。
そんな訳で、不機嫌になり、いきなり「何かお探しですか?」と聞く。40歳前後の男の方でしたが興奮していたので良く覚えていません。口元は笑っていても、目はつり上がっていたと思う。以前、やはり昼飯中に訪ねて来た、さして親しくない友達が泣いて帰ったことがある。普通に話しただけなのにな。
聞けば、高知県の森林関係の小冊子を委託されている会社で、今度の号のアンケートの賞品が欲しいのだという。5000円くらいで。
ショールームに案内しながら、
『ヤバイ!工房の名前出すから、タダにしてくれなんて言われたらブチ切れそう!!』
フォトフレームがいいだろうと半ば強引に決め、幸い払ってもらえましたが、万札出してお釣りやら、領収書やら・・・・・・・。本日のメニューは中華丼に焼き魚、もう冷えてるだろうな。黙ってはいられない性分ですので、こんな時間には失礼やろー!電話を入れろよ。と穏やかに意見しました。ひどいお店に来たもんじゃね。
私もデザイン事務所をやっていた時期があるんですが、やっぱ、アポなしで正午の訪問は非常識です。今でも材料を近所の製材でちょっと賃挽きしてもらうときは、夕方動力の電源を落とす直前に行って、やってもらいます。もちろん料金は払うんですが、気配りですよね。
でも、これがダイニングテーブルなどの高額商品のお客様だったら・・・・・・・・瞬時に食事のことは頭から消えるでしょう。いやな奴だって?とんでもない、伊達や酔狂、道楽で木工やってるんじゃないんです。木工にはお金がかかるんです。
それに、社用で小物を買う人と、個人で大物を買うお客様とは私にとって全然別物です。無名の私の製品に大金を投入出来る人は、自信も、見る目もあり、胆力のある人だと思います。
まあ、そんな人は昼飯時には来ないしね。
昨日は、いの町にも初雪が降りました。こんだけじゃー、どうしようもないな。
不景気な話 その1・・・・・昨日、銀行で振込の際、通帳をチェックしたら、残高の少なさに愕然とした。この一年、比較的仕事に恵まれたと思っていただけにショックは大きい。しかも、そんな大きな買い物もしてないぜ!
春先は税金や車の車検やらに金が要るのにどうすんじゃい!木工は一発逆転なんてありえないので辛いな。
不景気な話 その2・・・・・今日電話をとったら、ややたどたどしい日本語で、「韓国の家具製造会社だけど、李朝家具も作ってるんだけど、お宅で売ってくれないか?」という。ホームページを見てのことらしい。韓国は日本以上の不況と聞くが、電話の声は真剣だ。家具業界はお互い厳しいねー。
どうも、話の持って行く先が違うと、丁寧に伝えるとガッカリしたようでした。一応、資料をもらっておいても良かったかな。
材料は売るほどあるので、出費を抑えて、真面目に制作しよう。でもそれって、不景気の悪循環じゃないのかな。
この連休は、ディアハンター、O塾長の鹿狩りを見物しようと思っていたのだが、あいにくの雪で、ハイエーススーパーロングは出動出来ず。この車は後ろが軽く、ちょっとの砂利道でも車輪は空転する。とても、積雪の林道は無理だ。
年に1,2回の冬山に装備をするのもバカバカしい。でも、やっぱり行きたい南国の人。しかし、ここは我慢のしどころじゃ。
今は3台に1台が4WDで、冬のレジャーに行くわけだけど、豊かになったというか、すごい消費社会ですね・・・・・・・・冬は、炬燵にミカンよ、ほんで手袋編むんよ。
そんなんで、海は波もないし、仕事やら、ネットやら、おとなしくしていました。昨年、暇にまかせて、冬の海に潜って貝を採ったら、旬じゃなくて全然旨くなかったってこともありますし。
HPにものせましたので・・・・・いまなら、もれなく・・・・・付けるもんはないですな~。残念。
モモの抜け毛もおさまったしな。