上海博物館の青銅器

全てが待ったなしと言うのに、政治家は何やってるんでしょうね。

年収3千万ももらってるんですがね。時給300円でももったいない。

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以前、根津美術館の近所に住んでいたので、青銅器はつまらないとずっと思っていたのですが、上海博物館に来ると180度考えが変わります。

根津美術館には殷代の青銅器が多かったと思いますが、商王朝は呪術が盛んで、かなり残酷な祭事もしたようですから、不気味で単調な感じがします。

青銅器については、他の日本の美術館もイモだと思います。陸軍が集めたんじゃないのか?

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盆ですが、魚や鳥は固定されてなくて、回るそうです。中国古代美術の深淵を覗くようです。

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これなんか、いつか木工で再現してみるかな。

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印章のコーナーも面白いです。

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ここは、明式家具。清代になると、もうゴテゴテで気持ち悪いです。

台湾の故宮博物院は悠久の歴史を感じますが、上海博物館はモダンな粒ぞろいのコレクションて感じです。

とは言っても、3時間はかかります。朝から晩まで見るのは疲れますから、好きな人は2,3日通ってゆっくり見るといいと思います。

現在、入場無料になっています。太っ腹やな。音声ガイドは借りた方がいいです。

コメント

  1. バンドウ より:

    おお、どれも面白い。3つ目の丸いのは青銅器のイメージと全く違いますね。上海博物館もいつか行ってみたいなあ・・。
    白川静の漢字の本読んでて、殷代の呪術は漢字の起源としては重要みたいですが、ほんと血なまぐさくて具合が悪くなりそうです。

  2. キラ より:

    俺は、前回行ったときに、ミュージアムショップで「漢字字源入門」て本を買ってきたけど面白いよ。なぜかフランス語版しかなかった。

    バンドウちゃんの読んだ白川静の漢字の本の表題を教えて下さい。[E:catface]

  3. バンドウ より:

    フランス語の漢字の本、興味深い・・。自分が読んでるのは一番有名な「漢字/白川静(岩波新書)」です。白川説は東大の学者からは批判も多かったみたいですが、けっこう市民権得てきたみたいですね。

  4. キラ より:

    フランス語と言っても、甲骨文字と漢字ばかりですから全然問題ないです。

    私は急いで「 白川静さんに学ぶ漢字は怖い」を注文しました。面白かったら他のも読んでみます。岩波は外せないかな。