錆漆

本日は雨。寒さが和らいだ。

ところで、先日の同窓会では体力の衰えを嘆く人もおりました。「平らな道でつまずく。」とか。そんなの俺は5年も前からだ。歩行方法が悪いのか?すり足はそれなりに合理的な歩き方と思うがな。

それだけではない。最近はボケも進行しているのではないかと思う。この前は風呂に入ろうとしたら洗濯機だった。我ながら驚いたが確かに綺麗になるのは同じだ。

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錆付けの済んだ天板。トノ粉を水で練って、同量の漆を混ぜ合わせる。

錆作りに、はなぜかプラスティックのヘラが最適です。

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砥石や水ペーパで研ぎ出します。根気の要る作業です。

導管を埋めて完全な平面を出すには、この作業を3回は繰り返さなくてはなりません。

最初の捨て漆を殆ど剥ぎ取るので大量の漆も必要です。

宮中に納めるわけではないので1回で良しとします。面倒だからな。

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その後、4回拭き漆をした状態です。

錆を入れると幽玄な表情になります。好みによると思います。

導管のきつい木でなかったので特に必要ではありませんでした。

今回は気まぐれでやってみただけです。

コメント

  1. 匿名 より:

    いつも拝見しています。

    とても綺麗ですね。

    木地仕上げの方法は?

    隠れファンです。

  2. 匿名 より:

    木地仕上げの方法とはなんでしょう?

    研磨の仕方でしょうか?それだしたら、極力逆目を出したくないので、ベルトサンダーと回転サンダーです。