棒のターニング

チャックベリーが亡くなったそうですが、ストーンズの傑作と思っていたナンバーがチャックベリーやゴスペル、レゲエのスタンダードというのを大分後から知りました。まあ、下手なオリジナルにこだわるよりずっと良い。
終日、スツールの脚を挽いていました。
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八角錐を上の見本のように丸くします。この円錐形は、エンファシスよりずっと難しい。
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まず、スピード6で左の大きなガウジを使って仕上りの一歩手前まで削ります。
次にスピード8で右のオーバルスキューチゼルで仕上げます。断面が楕円形のため、角度を変えられて便利な反面、不安定。刃先も鋭角で食い込みやすいという危険な刃物ですが、慣れると大変便利です。
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上手くいけばペーパー掛けが必要のない位の仕上がりになります。
次にスピード10(MAX)で240番のペーパー掛け。
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スピード1のごく低速で、繊維方向の仕上げも済ませます。
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42本、二日かかると思っていましたが一日で楽勝だった。でも、疲れた。
木工旋盤は「illustrator」と同じで、このように必要に迫られてやるのでなければ、中々上達しません。
*誤算だったのは粉々で滑る上に、年寄りになって脂が少なくなったのか、刃物がうまくグリップできない!