木工道具・機械一覧

薪ストーブのメンテナンス完了

アベちゃんの馬鹿さ加減についてはまた後程。
 
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ダンパー板は重いので、押さえ金具は要らないと思っていた。しかし、動かしてみたら中央から引き上げるのでないと外れてしまう。
 
タップは切れんし、思案した挙句、ドリルで貫通させて裏からボルトを入れて止めました。何とかなるもんやな。
 
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断熱用のスカスカの容器を被せます。
 
この部品、最初にログビルダーのNさんが組み立て・設置に来てくれた時、緩衝材と思って捨てようとした。「それ要るんじゃないですか?」 「ンッ!」 危ないところだった。
 
Nさんはそれまでダルマストーブを使っていたのですが、自分も欲しくなって次の船便で同じのを取り寄せた。高知県人はすぐミイラ取りがミイラになってしまう。
 
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おお完璧じゃ。コンバスター付きストーブ特有の
ユラユラした炎が楽しめます。
カナダの市街地では煙の出ないこのタイプしか使えないと聞いたことがあります。トルコのカイセリでは朝の街は煙かった。あれは石炭ストーブやろ。
 
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温度計は高いので
止めにした。長年の経験で大丈夫だろう。
 
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こんなことならもっと早く修理すればよかった。DIY中・上級コースです。
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薪ストーブのメンテナンス その1

5年ほど前、薪ストーブの触媒を交換したものの調子は戻らす。今回は本腰を入れてオーバーホールすることにした。
 
ダッチウエストFA225というモデル。触媒でクリーンな排気・高燃費が特徴です。でも、その触媒が真っ赤に焼けないと、燃費も悪いし、煙突も詰まり易くなります。
 
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なかなか複雑な構造です。左右の小窓から
空気を取り込んで触媒の手前で放出します。
 
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その部分はこんなだった。
ダンパーのシャフトは矢印のリングを外すと取れます。
 
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焚きはじめはこの穴からガーッと煙突へ放出しますが、安定したらダンパーを閉めて、ガスを触媒を通し完全燃焼させるしくみです。正常だと
煙突から殆ど煙が出ません。
この部分のガスケットが外れていたのが不調の一番の原因だと思います。
 
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掃除機とドライバーでここまで綺麗になった。
 
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ダッチウエストジャパンでガスケットと耐火ボンドを用意。
 
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ガスケットは7カ所に使ってあるけど、全部交換しなくても大丈夫だろう。
 
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このように接着。
 
ダンパー
押さえのボルトが固着していて折れた。隅っこなのでタップも切れない。なくても大丈夫そうです。
 
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薪の挿入はサイドドアを使います。
ここのガスケットがボロボロだったので空気がガンガン入って調節が出来なかったのです。
 
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これがコンバスター(触媒)です。ここのガスケットも交換。
 
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バイクのマフラーを塗った耐火スプレーがあったので、全体を塗り直した。
耐火セメントが乾くのを待って、明日試運転です。上手くいくかな。
 
 
 

材料の悩ましい問題

東京は雪が降ったというが、高知も夕方は今季一番寒かった・・・・と言っても、只今外気温8℃。
 
朴(ホオ)材は癖がなく何事にも使いやすい材で気に入っている。在庫が少なくなったので銘木屋のOさんに丸太が出たら確保するようお願いしました。
 
しかし、実は在庫がないわけではなく、あるのだ。というのは赤身の幅が40センチ以上ある無節の大径材はあるけど、勿体なくて使えない。幅30センチで済む棚板に40センチを切るわけにはいかんじゃろ。
 
でもね~、それを使うチャンスは残り少ない人生あるかどうか?倉庫は朴材に限らず特級の希少木と焚き物にしてもいいような材の2極化が進んでいます。使い易い幅7寸クラスの材はドンドン消費するからな。
 
Oさんも言ってました、「うちも6mのケヤキの柱は勿体なくて切り売りは出来ないけど、そんな仕事いつ来るか分からん。」
 
とは言っても、そろそろ大物はしんどくなるから、秘蔵の材も使っていかねば。倉庫の家賃もばかにならんしな。
 
お客さんがテーブルやらなにやら注文してくれれば、解決出来る悩みなんですが。
 

最初は怖い!

昨日も今日も、早朝の散歩でスーパームーンの名残を見ることが出来ました。
 
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丸膳発注があり、久々に木工旋盤のアウトリガーを使っての仕事。
オマケのようなシステムですが十分安定しています。
 
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材がヒノキですので、意図的に刃物の跡を残して加工しました。
 
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ボールガウジという刃物を使っていると、一瞬のミスでロックして木地を傷付けてしまいます。外周先端はスクレーパーで仕上げた方が無難と思います。
 
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以前は大径材も極小のチャックで固定していたのですが、轆轤の仁城さんにあきれられたため、大きいのを購入。やっぱり全然違うわ。
 
器物の加工は殆どしないため、初めの一枚を削り出すのに半日かかってしまいます。

ベルトサンダー

体調も良くないので土日ゆっくり読書をしていたら腰痛が発生した。しかし、この腰痛は深刻なものではない気がする。
 
出入りの機械屋が「横置きのベルトサンダーが出たから要らない?」と言うが、もう置くスペースがない。でも見に行ったら縦にすれば何とかなりそうだ。
 
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車輪が付いているので横置きにするときは手前に引き出せばよい。
 
*桑原の手押し鉋350も出たそうです。古い機械でベアリングレス・2枚刃、状態は良好、¥22万。普通刃と超硬の刃が1セットずつ付くそうです。超硬の刃は
買ったら¥10万相当だそう。欲しい方はご連絡ください。

長手盆の刳り

強姦で捕まった芸能人の親が「テレビの各方面にも御迷惑かけてすみません。」と謝っていたが、飲酒運転じゃないんですよ。今は被害者のみに謝罪すべきではないでしょうか。まあ、大人の犯罪に親が出る必要もないけど。
 
今日は珍しく真面目に働いたので消耗しました。昨日は波乗りに行ったので半日しか働いてないし。
 
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自作の倣い加工機、よく働きます。
しかし、セッティングの微調整で捨て板を2枚消費。使用にも熟練?が必要です。
 
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8枚荒取り完了。やっぱりヒノキでも大径木は狂いもなく仕上がりも上々です。
 
 

買い出し

長手盆の注文があって制作していますが、倉庫でヒノキの在庫を見たら2枚分の材料しかない。
 
注文は1枚なのですが機械をセットするなどの手間を考えると5枚以上は作りたいところです。木材センターに行ってみるか。
 
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途中、仁淀川河口をチェック。人も多い。
「君たち働いてんの~?!」退職したS石さんもいたな。
 
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広葉樹の取り扱いは殆どなくなった材木センター。
「ガラガラに乾いた幅35センチくらいのヒノキはありますか?」
「あんたいつも難しいこと言うね。」
 
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幸いあった。材積が倍くらいあるけど、一枚単価ですと、左のヒノキの12倍もするんですよ。木材はこんなもんです。一般の方は意味分からんと思うけど。結局あれこれ買う。
 
請求書を見るとムチャ安い。右の乾燥材はヒノキでは特殊な例で1枚単価で売っているのに、それに材積の0,04を掛けていたのだ。
「本当は言いたくないけど間違ってますよ~。」
正しい請求書はえらい高かった。
 
 

オーバーヘッドルーター

本日、伊方原発再稼働。地震の連鎖が心配されている今何で再稼働なのか。何かあったらどうやって責任取るんでしょうかね。まあ、そんなこと考えるような方達だったら再稼働せんわな。勇気と行動力があったらドローン飛ばして妨害したい。四国電力以外に選択肢があったら是非乗り換えたい。
 
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山桜のキャビネットをブログで見て、関東のリピーターのお客様が「俺も欲しい~!」と注文して下さった。思う壺やな。ブログ恐るべし。
 
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オーバーヘッドルーター(ルーターマシン)便利に使っているのですが、やっぱりこの機械は相当危険です。
 
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ヘッドはエアーで上昇し、多分油圧で下降スピードを調整すると思うのですが、
 
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途中からの欠き取りを12mmの下刃も付いたビットで
やっていたら弾き飛ばされました。捨て板での試みです。すごくゆっくり降ろしたのですが。
 
しっかり押さえていれば問題はないと思いますが、それも怖いしな。
むしろ、重量のあるハンドルータの方が安全だと思います。
 
ルーターマシンは同じ作業を繰り返すには適しているかもしれませんが、どうなんでしょうね?小さな部材を加工する場合は治具は必須。ハンドルーターを逆さに固定して使用する場合は更に危険だと思います。とにかく、弾かれても手がもっていかれないように細心の注意が必要です。
 
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増尺

厚化粧の小池氏圧勝となったが、この人、確かに自民党から離脱?した後半戦は人相が良くなった。まあ、何で都知事になりたかったのかとか、何をしたいとかよく分かりませんが。
 
勝因は投票率が60%になって浮動票が動いた。この現象には自民・公明も戦々恐々だという。国政を新興宗教に牛耳られないよう皆様投票に行きましょうね。
 
ところで本日のお題は写真がないので説得力がない。携帯は殆ど携帯してないし、カメラもありませなんだ。
 
用事があったので、市内の木型屋さんに出掛けました。そこは主に船舶の大きな木型を作っています。スクリュー周りや船首の複雑な曲線は鉄板を曲げるよりは鋳物で作った方が簡単なのだそうです。
 
「増尺」なるものを見せてもらいました。名前は実は正確に覚えてない。ネットで調べてもヒットしないから間違っているかも。
 
普通に見えるシンワの1メートルの金尺が、巻き尺で測ってみると1m2cmあります。これは、鉄の鋳物が冷えて収縮するためにそうなっているそうです。他の金属用に比率の違うものが5種類くらいありました。
 
ウ~ン、こんなものが工房に紛れ込んでいたら大変なことになるな。
2パーセントの増加はしばらくは気が付かないと思います。
*良く調べてみたら「伸尺」(のび尺)と言うそうです。
 

マルチツール

 
本日は梅雨の晴れ間を縫って、CBR250で高知市に向かい用事を済ませたのですが、高知の街中では中型以上のオートバイの利便性はないと思いました。
 
大方が1車線ですので抜ける所はない。50キロの制限速度を40キロで走るジジババに付き合っているとエンジンが腐ります。メリットは駐車場に困らないくらいでしょうか。そのせいか週末以外は殆ど大きなバイクを見かけません。
 
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はみ出した補強板をいちいち手鋸でカットするのは辛気臭いので、
 
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マルチツールというのを買ってみました。前方の刃が激しく振動して切断します。本来、建築現場で石膏ボードなんかに配線の穴を開ける道具だと思います。
 
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まあ、この作業には結構使えます。欲張って際まで削ろうとすると本体を傷つけてしまいます。どちらにしろ手鉋とサンダーで仕上げなくてはなりませんが。
 
後で気が付いたのですが、据え置き式のベルトサンダーでも荒取りは出来るがな。
 
刃を交換すれば金属も切れるので、江戸時代にタイムスリップすれば錠前破りにリクルート出来るかも。そのくらいしか使い道は思い浮かばん。