扉のカマチ組も出来、今日は鏡板の十字の切り抜きをしていました。
最初に試作の鏡板を切り抜いて様子を見て、本番は2枚一組で切り抜きました。
ロングアームだと9割方の穴はバックせずに挽くことができます。
モモが来て、器用に両手で挟んでカジカジしていました。
機械で穴を開けたのではないので、しかも下手なので、暖か味があります。
今日は、グルメネタの予定でしたが、作業もしているふりをしないと、施主様に怒られます。
扉のカマチ組も出来、今日は鏡板の十字の切り抜きをしていました。
最初に試作の鏡板を切り抜いて様子を見て、本番は2枚一組で切り抜きました。
ロングアームだと9割方の穴はバックせずに挽くことができます。
モモが来て、器用に両手で挟んでカジカジしていました。
機械で穴を開けたのではないので、しかも下手なので、暖か味があります。
今日は、グルメネタの予定でしたが、作業もしているふりをしないと、施主様に怒られます。
今日も、一般の人にはつまらない木工の話です。
昨日は、O塾長から先週殺傷したばかりの、青首(カモの一種)をやるから、ボンジョビ・ヌーボーを買って来いと連絡があった。売り場に行くと、美味くもないのにやたら高いので、普通の赤を買って行ったら怒られた。フランス人じゃないのにな。日本人は新酒じゃろーが。
昔、スペインを旅行中、デパートで日本フェアーをやっていて「大関」のカップ酒を買ったら味が変わっていて、飲めんかった。そこまでじゃないにしてもな・・・・。カナダのスーパーで買った、北米で作っている「月桂冠」は、水がいいのか滅茶美味かったですが。現地の人にも人気みたいでした。
ところで、その量販店で「ボンジョビ・ヌーボーありませんか?」というと、レジのおばさんが他の店員に「ボジョレーの所に案内してあげて」と修正していたのは、ちょっと恥ずかしかった。
売るほどあるハタガネも2mクラスとなると、こんだけしかない。大物には、やはり手前の”ソマックス”が有効です。重過ぎるのが欠点ですが。
中央のものは、懐が深過ぎて、用途が違うのかもしれません。使うには剛性がないので工夫が必要です。
私の場合、締めつけた後、すぐに取り外します。どうしても板が内側に凹むので、そのままでは歪んだまま固まってしまいます。
あり組は、気持ち緩いくらいにしておかないと、接着剤を付けた本番で「往生しまっせ!」
先日の薄板はこのように使います。一般の人にはわからないと思いますが。ホゾ先の出っ張りを避けるためです。
簡単に見えて、あちこち小技が使えるようになるのに10年はかかります。それでか”箱物”するには師匠に就いた方がいいと言われます。
政治家に就くのが一番かも・・・・・・・・座布団3枚!
今日は、変な日だった。忙しいのにお客さんが2組も来た。年間、数えるくらいの人数しか来ないのに不思議だ。夜も明けきらぬうち、中村に波乗りに行く途中、沢山の狸が、しけている(轢かれている)日があるけど、そういう日かな。
止めの加工は、普通ノコギリでやるんでしょうが、私は不器用なのかいつまでたっても上手く出来ません。ので、治具を作ってトリーマーでやります。
こんな感じに出来ます。取り切らなかった部分は、アサリのないノコギリで落とします。
ほぼ、完璧です。締めると隙間はなくなります。それなりに、やり方はあるもんですね。
仮組したら、相当デカイです。こりゃ~1週間じゃ無理じゃろう。
ちゅ~か、この材料はもう殆ど使ってしまって後がないので、慌ててやって失敗したら大変じゃ。
解体して、引き戸の溝を入れましたが、この作業も「アリャ??」ってな具合に失敗したら一切終わりなので、慎重に慎重に進めていきます。
木工のこういうところは厭だな。
下駄箱作り、始まっています。
これは、アリ組のオスを作るためのルーター治具です。薄いベニヤ板は組み立ての時使います。
両テーブルスライド丸鋸と糸鋸があれば、治具はすぐ出来ます。なんでも道具が仕事をします。
ところで、このヘグナーの糸鋸、一番懐の深いタイプに買い替えたいんですが、こいつを買ってくれる方いませんかね。メールお待ちしています。
幅が1800もあるんで、必殺“階段落とし”で加工します。ルーターを使った作業はいつも緊張します。慣れた時が危ないですね。
このように綺麗に仕上がります。まあ、本当はそんなに簡単じゃ~ないんですけど。(正直に言うと簡単です)
グサッと入ります。恐ろしく丈夫ですし、手間のかかる分、駄賃は貰えます。メスはバンドソーと糸鋸を使います。他にもやり方はいろいろあります。
一週間で作る予定でしたが、施主様に「樹齢200年の木にいい加減な仕事は出来ない」とか「急いでやって、俺の指が何本か落ちてもええんかい?」とやさしく言うと「時間かかってもいいから、納得のいく仕事をして下さい」としおらしく仰いました。うちのお客さんはいい人ばかりです。
スムーズに進めば、納期に間に合うかも知れません。しかし、東京の個展の用意もあるからな。
先日、手押しと自動鉋の刃を交換していて、ケースの製作を思い立ちました。
刃研ぎは、出入りの業者に頼みます。そこが県外の専門業者に外注するのです。
研ぎは問題ないですが、錆だらけになって返ってきたりして困るんです。高知県の業者が締りがないからこんなことになるんです。そんなとこ、さっさと止めればいいのに、きっと料金が安いとかいうんでしょうね。
ちょっとでも、大事に扱ってもらえるようにケースを作りました。結構大仕事になって一日かかりました。
作るのが10年遅かったな。
手押し鉋は消耗が激しいので2セット作りました。
本体には最上のケヤキを使いました。たまたま、手元にあったんで。
ルーターマシンによる、深い彫り込みは、余程慣れてないと恐ろしいです。細長いしな。大きなものだと、もっと楽でしょう。
もう、あんまりやりたくありません。手前のスパイラルビットを使いましたが、UPカットの場合、材料をよく押さえつけてないと浮いてきます。あれこれ考えての作業は危険なのでDOWNカットを使いました。切りくずは取りにくいけど安全です。次回の深堀には16ミリ軸のラフィングビットを使いたいです。
刃物の交換の終わった自動鉋で削ったホウの映像です。 刃が新品だと、ホウでもピカピカに仕上がります。カエデなんかですと眩しくて目を開けていられません・・・というのはウソです。
強風が吹きだしました。立て掛けた材木を縛ってきました。まだ遠いのにパワフルです。
現在、ささやかながらホームページを改良しています。それをやってくれている業者が「独自ドメインを取れ」とうるさいです。なんとなく必要性は感じますが、経費は年間¥4万!どんだけ酒が飲めることか。毎月「やまぶきに」1回行けます。どうなんじゃろうね?
ルーターマシンで倣い加工する時、材料を固定するクランプです。
オークションで1個¥500だったので買いました。でも送料が800円、振り込み手数料が315円でした。
現在売られているものに比べると、タッパがあるので機械と干渉しないか心配です。
でも、動きはスムーズでモノ作りの原点を見る思いです。汚れ具合もちょうどいい感じです。あまり倣い加工はしないので、死ぬまでに出番はあるかな。いや使ってみよう。
欲しい人は、ヤフーで”ルーター”で探すとまだあると思います。
今日のブログは木工家専用で、なおかつ記憶力の良い人のみ理解できます。
今年の4月のことですが、ビックマーク木工旋盤のVM120チャックをオーストラリアから取り寄せたとき、インサート(アタッチメント)のネジ切りが不十分で、本体の主軸に最後まで入らなかったことを書きました。
それを、ビックマーク本社に送って再度タップを切ってもらったのですが、届いたそれは良好だったチャックとの勘合のネジを削ったものだったのです。分かりやすいイラストを付けたんですがね。ちらっと、写真を添付しようかなと思ったんですが、後の祭りです。
しかも、添えられた手紙は、よくある外人特有の悪筆で読めません。でも何とか暗号解読しました。タイプしろよ!
今度は、説明付きの写真を添付して送りました。OKでした。ちょっと緩すぎるような気もしますが。
外国とのやり取りは、文字はタイプ打ち、絵ではなく写真、というふうに明瞭な資料を用意しましょう。
頭の構造が、はなから違う場合もあるでしょうから。最近は日本人同士でもありえます。
送料\1800×2いりましたが、よしとしましょう。勉強になりました。
当工房、最長の45㎝のツールレストでもとどきません。
黄色いテープは一番ふくらんだポイントを示します。
これだけ長いと、当然振動しますので、手を添えての加工が必要です。
材料が癖のない楠(クスノキ)でしたので、比較的簡単でした。
山桜に比べると強度は劣りますので、2割がた太く仕上げました。
現在、ナチュラルベンディングの終了した栗の板を使って、一人膳を作っています。
最初に電気反り台鉋で形を整えるのですが、10枚もあり、非力な私には重労働なので、ゴムで天井から吊っています。
このシステムはは当工房では「釣りっ子」「バランストルダー」とか呼ばれています。ちなみに河原のリフターテブルの正式名称は「太郎ちゃん」です・・・・・意味がわからん。
横から300Wのハロゲン照明を当てて、凹凸や逆目を確認しながら、反り台鉋で仕上げていきます。
暑苦しいので、LED照明をネットで調べてみましたが、まだバカ高いし、出力も低いですね。
底もすきとって仕上がった天板。厚い所で5分(15㎜)くらいですか。
適当ですが、このいい加減さが腕の見せ所でもあります。
このホルモンは、いつでも手に入るわけではなく、良いものを直接北海道から送ってもらうそうです。絶品です。前回は塩でやってもらったので、今回はタレです。
料理はやっぱり腕もあるけど、素材が命ですね。材料選びが腕かもしれん。木工は、ちょっと違って、良くない素材も使い道があったりします。
ブログネタがどんどんたまるので放出しなければなりません。高知は朝からやや蒸し暑いです。
座椅子の座面の凹ました所に彫刻刀で模様を彫っていきます。通常、普通の彫刻刀で行いますが、汗が出るので、この一枚はオートマックの電動彫刻刀を使ってみました。
割合いけます。この機械は欲しくもないのに、出入の機械屋が中古を「1万円でいいや。ええい、持ってけドロボー!」と置いて行ったものです。迷惑な話です。
持つところは小さいけれど、シャフトというか、ホースの部分が重いので天井から吊り下げています。モーターと一体になったタイプが木工家にはいいと思います。
単純な作業には向いていますが、流石に仏像を彫るのにはには使えません。せいぜい、木彫りの熊の実演販売がいいとこです。
これから、海に出かけます。本格的に暑くなる前に遊んでおかなければなりません。真夏の砂浜でバーベキューやってるシロートをときどき見かけますが、馬鹿です。あんなことをしていると死んでしまいます。若者はいいけど。
只今、座椅子の製作をしています。在庫が尽きたもので。背もたれの穴をフリーで墨線に合わせて開けているところ。
桑原の角鑿は、リターンスプリングがついておらず、鑿先が どこにでも止まるので、見当をつけるのに便利です。
この材料押さえも、誰のために考案されたのかわからないけど、重宝します。
エアーの吹き出しパイプはゴムで出来ていて、材料に当たっても平気です。至れり尽くせりです。
下は、座椅子用の座刳りのひな型を作っているところ。
一から始めるのではなく、以前、温泉宿用に作った椅子の型を改造します。これで、ひな型は4種類になりました。ひな形にはヒノキがやわらかくていいと思います。
この時期になるといつもモモが作業場をウロウロしだします。こっちが涼しいのか。
ところで、近所で桑原の自動450の中古が出たそうです。¥30万。400までは出物がありますが、450以上は少ない。500以上になると1トン近くある巨大な機械になりますが450は比較的コンパクトです。ほしい方はご連絡ください。