グルメ・クッキング一覧

料理というもの。

このところ飲み会は多かったものの、旨いもんにありつけていない。先日のビヤガーデンは作り置きの料理じゃなくて上等だったが、所詮それだけのもの。”5000円飲み放題”の居酒屋は流行りの無国籍料理というか、実際の内容はビヤガーデンと変わらず。私はこのタイプの居酒屋が大嫌いだ。料理も内装も土佐弁で言う「あやかしい」(浅薄な、上っ面だけ)。店の制服は、おしなべて野良着みたいだしな。どうせならコスプレがいいじょ。この店の隣には「おおい」っていう、おいしい店があるのにな。(すみません。5000円もしたので凄く根に持っています。食いもんの恨みは恐ろしいですね)

Dsc_0028 ほんで、連チャンになるけど「やまぶき」に飲み直しに行ってきました。これは今朝の写真だけど、やっぱりこんな所に居酒屋があるのはおかしい。

夜はゲンジボタルが見られました。まだ肌寒いです。

Dsc_000231 ミンククジラです。やっぱり髭クジラ系は旨いです。シロナガスはもっと旨いだろうな。ちょっと量が多過ぎだけどペロッといけます。

Dsc_000764 すぐ下の谷でとれたアユ。仁淀川の本流より全然おいしい。小さいけど絶品でした。

心がホッとするな。

Dsc_000531 他のお客さんにラーメンを運ぶ大将。今日のチャーシューは豚肉を適当に焼いていました。昨夜は意外に客多し!

Dsc_0019 最後はどんぶりとワインで〆ました。支離滅裂です。食べきれんかったので包んでもらいました。

今日のメニューは別にダシとったり凝ったものはなかったけど、これが料理というもんでしょう。ビヤガーデンの食いもんはエサよね。

ちょっと飲み過ぎたけど、朝もすっきり起きられました。幸せじゃ。死ぬまでに飯食う回数は決まっているのだから、旨いもん食わんとね。


夏の御馳走。

昨日、北川村で行われた「龍馬と東部(高知県)の志士たち」という講演を聞いた帰り、ホテル「なはり」の鮪懐石”夏”を御馳走になった。講演は、維新回天の本はだいぶ読んだので物足りなかったけど、まずまずか。

映像を見ても、腹の足しにならなくてすいません。でも、写真はよく撮れてる。

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前菜、魚介と野菜のジュレ。ジャン・ジュネなら知ってるけど。

Dsc_0011_2 お造りと煮物など。かぼちゃは堅めでうまかった。

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鮪とトマトの変わりソウメン。

Dsc_00153 Dsc_0018にぎりはいつも付きます。

お品書きにはなかったけど、”南”のやや濁り酒。Dsc_0016

長白鮪、ズッキーニ、茄子のパン粉焼き。Dsc_0024

デザートの三つ豆。

全部じゃないですが紹介しました。夏用のメニューですが、気候もまだ涼しく、冷製のものが多かったので、熱燗をガンガンやりながら頂きました。懐石って本来、飲みまくるもんですよね。

最後はコーヒーで〆て幸せ。でも今日はちょっと二日酔いです。


初夏の味覚

2週間ほどUPが遅れました。正確には春の味覚でしょうか。

Dsc_011633 山菜の天ぷら。芋もあるけど。

Dsc_011868 キスやコチも天ぷらになります。

Dsc_011922 高知県以外はイタドリをあまり食べないようですね。私は大好きです。生でも食べられますが、甘辛く煮つけます。皮を剥ぐのが、ちと面倒です。

Dsc_0124 鯉を小さくしたような海の魚。名前は忘れました。

Dsc_0125 ウルメイワシの刺身。これは釣ってきたものですが、今の時期、港の近くであれば大きなものが一匹30円くらいで手に入ります。もちろん凄くおいしいです。

明日よりの名古屋、食いもんは期待できそうにないので、昨夜は「やまぶき」でカツオを食ってきました。

今夜も刺身が食いたいです。チャンスがあれば名古屋の食をリポートします。でも残念ながらネット環境にはいないと思います。マクドで出来んのか?


初夏の食卓

最近は、おいしいものを頂いても、残念カメラがないことが多い。画像のある分、ちびっと紹介します。Dsc_0001
ニガニシ。その名の通り甘いけど苦味があります。だんだん巻貝もおいしくなってきました。

Dsc_0003 アジもおいしいですね。今一の場合はフライがよかろう。

宇和島はこのアジが美味くて安いそうだ。三崎のアジだろう。これを九州の漁師が釣ると関サバ、関アジになる。

Dsc_0005 ガシラは全体の3分の2が頭ですな。2度揚げして頂きます。

Dsc_001066本来すごく高価な土佐ジローの焼鳥です。「やまぶき」のメニューですが、近所の農家から直接仕入れているようで安いです。(まさか、イタチみたいに夜襲してないだろうな)淡泊ながら旨味もあります。でも量が多過ぎ。

そうこうしているうちに、今夜の宴のお呼びがかかりました。カメラを持って出かけましょう。


お国自慢。

Dsc_0025 いきなりですが、右は我”いの町”の肉屋で作られている焼肉のタレです。

先代の焼肉屋から受け継がれています。野菜炒めにも使えますし、キャベツにたらしただけでも、立派な酒の肴になります。

酒場放浪記にも登場した「とんちゃん」には実際、キャベタレなるメニューがあります。

左は、四万十市の醤油です。ここの製品はどれも旨いのですが、写真の刺身醤油は甘口ですが、カツオとか赤身の魚にはよく合います。うどん汁や煮物に使っても、コクが出て田舎風なおつな味に仕上がります。

両者に共通するのは、真っ当で健康的な素材を使っているということでしょうか。市販のものはどうしても、得体のしれない混ぜ物の味がします。どちらも450円位ですがネットででは買えないと思います。

ゲッ!今調べたら、マルサ醤油は買えるみたい。


グルメネタ、一挙大放出。

グルメネタがたまって来ましたので一挙放出します。Dsc_00143

これは、冬野菜と鹿のポトフ。マスタードじゃなく練辛子だったんで、おでんになってしまいました。

Dsc_0015 タイラギの貝柱。ホタテよりあっさりして俺は好きだな。

Dsc_0016 牛肉はそんなに嬉しくない、お年頃になりました。

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大ナメクジの干物。鹿肉のサラミ。Dsc_000599

同じく、レバーと心臓の燻製。もう一流ジビエの味です。量があればネット販売出来るのにな。

Dsc_0002312 波乗りの後、直販所で買った、北山商店のブリの刺身とイカのヌタ。冬の土佐沖のブリは絶品です。身が立っています。

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鹿肉のハンバーグ。パンとワインに合いますわ。

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頂き物の蟹と豆腐を加えた粥。

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O塾長自ら、刷毛で酒を塗って仕上げたカラスミ。市販のものより美味しいです。

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でもまあ、最後は白菜の漬物あたりに行きつくわな。日本人じゃもの。


山シギ・ジビエ

先日、山シギの料理を御馳走になった。いわゆるジビエ料理でも最高峰に属するらしい。こと、国産山シギはレストランでは食べられない。

Dsc_0016 残酷ではありますが、旨そうですね。

私も、以前教師をしていた時、書道の先生が校舎の窓に激突したヒヨ鳥を「食わんか~」と持ってきてくれました。はっきりって迷惑でしたが、アウトドアマンとして堂々と頂戴しました。

初めは恐る恐る毛をむしってましたが、途中からよだれが出ました。すごく旨かったです。朝は骨でおかゆを作りました。

Dsc_00126 虎の巻を見せてもらいましたが、なかなかキュートな鳥じゃ。”セロ弾きのゴージュ”に出てきそうじゃな。O塾長がシカ肉と交換したそうです。

本来なら、腐って首が落ちる位(ウジがわくまでとも言う)吊るしたのが、食べごろなんですが、なかなか日本人には・・・・・くさやを食べるのにね。

小指を見よ。木工旋盤ではさまれて、両側の皮が剥けた。ちょっとだけだけど。

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ちょっと、甘めのソースで頂きました。胸、手羽、モモとそれぞれに味わいが違います。

頭は脳味噌がちょっとカニ味噌っぽかったです。

Dsc_00193 ちゃんと、普通の料理も出ます。

ちなみに木のスプーンは私の制作で、初期のタイプ。素朴でポテトグラタンに合うじゃんか。

下のホウのコタツ板もそうなんです。まあ、ギブアンドテイクがなかったら、こういう旨いもんにはありつけません。

実は最近まだまだ、美味しいものを頂いているんですが、またの機会に紹介します。


猪のすき焼き。

昨夜は、O塾長宅の”猪のすき焼き”によばれた。

Dsc_0042_2大工のHさんが 罠猟でとらえた猪だ。

面倒なので皮を引いているが、高知では皮付きじゃないのは肉としては大分落ちるとされるらしい。

Dsc_0043_2 野菜の準備も出来ました。

(昨日、通達が来て”エクスプローラー”を新しくしましたが、ブログを更新するのに物凄く遅く、面倒になりました)

Dsc_00532 お肉は、この白いところが、脂っこくもなくて旨いんじゃ~!

やっぱり、皮がないのが悔やまれますが、毛を焼き切るにしても、剃るにしても根気のいる作業で大変なのです。

Dsc_0059 豆腐は味がしみて絶品です。

鍋はついつい慌てて食っちまうのが、残念と言えば残念です。

不況になっても高知にいる限りは、食いもんには不自由しないかもな。

でも、ちょっと不自由になった方が、健康的かも。


夜のトリップ。

昨夜は、ピープルスイミングの後、かねてよりの計画を実行するべく、家とは反対方向の高知市中心部に車を走らせた。

すなはち、お街で飲んで、車中泊して朝帰るのだ。山中の居酒屋「やまぶき」ではいつもやっていることだし、都会での個展でもおなじみだ。しかし、地元高知市では初めての経験です。もの好きとしか言いようがない。

ちなみに、わが、いの町までのタクシーの深夜料金は3500円くらいです。

Dsc_0003_3   まず、コインパーキングに車を入れる。近場で一泊500円なり。

今夜のターゲットは一軒家だ。なぜかHPがあります。ここは高知の食べ物ブロガーから情報をもらった。

「一軒家」の由来は、終戦後焼け野原で、ホントに一軒家だったからだそうだ。

早い時間帯は込み合うが、到着した8時半には客はカウンターに二人だけ。

Dsc_0005見れば、 知り合いで、お互いに驚いてしまう。高知の飲ンベーの行動パターンは同じなのか。

浜口さんにおごってもらう。ラッキー!

Dsc_0012 しかし、おススメ料理を無理やり食わされる。これはミックスフライ。美味い!!

二人が帰った後、しばらく飲むも、1人は妙に淋しく、早々においとましました。

Dsc_0032 浮いたお金で、55番街の「エスペランサ」に行く。

ここのマスターはウインドサーファーです。

Dsc_0035 これは、007が好きなやつ。ション・コネリーの頃だけど。今は好みも違っているかな。

結局、カクテルを3杯も飲んでしまった。

酒飲みのいやらしさで、奢ってもらったばっかりに、返って予算オーバーじゃ。

帰車した時は午前様で、今朝7時に帰宅した。ちょっと最初のイメージと違ったが、これからも時々試みたい。


”丑”肉の思い出。

大晦日の晩は、北九州で10席ばかりのステーキハウスを開いた友人による、ステーキディナーだった。ヒレの肉はなかなかおいしゅうござりました。

なぜ、ヒレかと言いますと、夏に送ってもらった某ブランド牛の霜降りは、私は一口しか食べられず、自称タフガイ・O塾長は夜半にピーピーになったからです。野性児たちは意外に繊細なんですよ。

あんまりブランド牛、旨いと思わないんですけど。本当のいい肉、食ってないんでしょうか?でも、私の最初の職場のあった六本木のAXISの隣の「チャコ」のランプ肉のサービスランチは美味しかったです。

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私の本当の”美味しい牛肉”の思い出は40年前に遡ります。母方の実家は農家でしたが、祖父はどういうわけか牛肉が好きで、よく食べさせてもらったんです。「ユキさんは四足を食べる」なんて村人に恐れられていました。そんな時代でした。竹の皮に包まれた牛肉は神々しく見えましたな。

薄くスライスしたのを一切れ二切れもらって、自分でフライパンで焼いて食べていました。香ばしくて草の匂いがしたな~。以来、あんな美味しい牛肉にありついていません。

祖父のところでも常時、赤牛を1、2頭飼っていたんですが、配合飼料はやらず、雑草だのワラだの、ヌカだの混ぜて与えていました。トウモロコシの皮なんか大好物でした。だから旨かったんだろうな。

よく、額のつむじを撫でてやったもんです。動物好きの祖母はなるべく目を合わさないようにしていました。だって最後は「ドナドナ」ですからね。

20年ほど前に途上国を旅すると、鳥も羊もパンもそりゃー旨かったもんです。旅人に聞くと、途上国もグローバル化で随分違ってきているようですね。

*芸能人が肉食って必ず言うコメントが、「柔らかい~!!」だけど意味がわからん。普段、そんなに固い肉食うとんかい。絹ごし豆腐でも主食にせい!!