グルメ・クッキング一覧

極道の宵

東京から帰った早々、刺身が食べたくなって「やまぶき」に出かけた。本当は、東京でも国立市の焼鳥“柴さん”やら京橋の何とやら(名前を忘れた)とか、安くて美味しいお店に行きました。焼鳥は東京の方がはるかに旨いな。

Dsc_0006 本日は、「やまぶき」の少し手前にあるホテルの薬湯湯に浸かってからの出陣だ。まさに極道。

このあずま屋もホテルの一部。洒落ているようで、実際は3セクで始まった施設で、内情は火の車と思う。

Dsc_001233 移築した倉。カッコいいんですけど、どういう展望と言うか見込みが合ってこんなことしたんだろう?当時すでに経済の見通しは怪しかったのにな。駆け込みやったんやな。

Dsc_002066 ヨコのお刺身。香りと甘みがあって絶品じゃ。

大将が言うには「今のカツオは良くなくて、そんなもん料理しても、ただの刺身になるちや!」・・・・・そうだ。

手製のカボチャの羊羹?添え。美味しかったよ。

Dsc_0023 これまた絶品で、他の酔っぱらい達も無言ですする。

Dsc_0027 最後に、地元の豆腐を揚げて出してくれた、素朴でいいわ~。熱々。

今日も大満足じゃ。

Dsc_003466 翌朝、冷え込んで仁淀川の川面に靄が立ち込めていた。

Dsc_00366 カシキ砦の荒くれ共も毎晩やっているのだろうか。すっかり冬支度だ。

ここは、寒くなればバンバン薪をくべればいいし、夏は川へ飛び込めばいい便利なところだ。実は河原は風が通って夏でも涼しいんですが。

田舎は結構リッチやね。


日本人に生まれて良かった。

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小川哲男先生の徳利と夏茶碗を買った。冬なのにな。

手のひらにすっぽりと収まるサイズで可愛いです。たっぷり1合は入ります。小さい徳利もいいもんだな。

Dsc_0028 早速、使ってみました。小川先生の杯も、私の持っている猪口もでかいので、ベトナムで買った骨董と合わせてみました。大きさ的には丁度いいです。

奥の小皿も先生の作で、スポンサーに頂いたものです。堂々とした作りで、とても使い易いです。

”膳は”恥ずかしながら私の作。こうして一杯やっていると、木工家もなかなかいい職業だと思えてきます。


宇和島「どっこいしょ」

◎モバイルパソコンの設定が悪いのか、メールの受信は出来ますが、送信が出来ません。ご返事は明日以降になります。よろしくお願いします。

002 先日、薬師谷温泉に行ったとき、ハサミでちょん切ってきた秋草を生けてみました。ホウの棚に良く合います。

018 昨夜はお客様と「どっこいしょ」に行きました。”踊る”店主が人気です。

料理もおいしく、リーズナブルです。繁盛で、なかなかカウンターには座れません。

019 宇和島では定番のサバ。身が立っていますね。

020 ナメロウ、だそう。アジを味噌であえています。意外に量もあって食べごたえがありました。

021 宇和島名物”ジャコ天”です。流石に揚げたては、たまらん。慌てて、一つ食べてしまいました。

宇和島も今日が最後です。朝は「やまこ」で食べました。定休日以外、毎朝お世話になりました。

食後に、お城にのぼり、その後大村益次郎の住居跡を訪ねました。

一週間、本当によく遊んだな。搬出の日に、あいにく降り出したぜ。


食欲の秋

また、大分たまってきたグルメネタを放出します。

Dsc_0008 昨日も「やまぶき」に行ってきました。平日は静かです。

サバを中心とした煮物?大将は料理の基礎がしっかりしているから、なんでも旨いよ。

Dsc_0009 海からの帰りに、現地のスーパーマーケットで買った、地物の平アジとカツオ500円也を盛りつけてみました。

高知に生まれて良かった。

Dsc_0161 先のキャンプでの闇鍋。

すべて天然の海の幸です。最後は麺を入れて、一滴残らず完食。雑炊の方がよかったな。

Dsc_0151 ヒヨを食う。

ストロボたくと味気ないね。

Dsc_0291 鹿の腿。

「はじめ人間ゴン」の世界です。

Dsc_0004 ちゃんとしたシイタケはマツタケよりずっと旨いです。

昔はマツタケは沢山採れて、シイタケがずっと高かったそうです。

Dsc_0010 シカ肉のスパゲッティ。

都会人のヒンシュクを買いそうなのでこの辺で止めておきます。

田舎は金がなくとも、本人の努力次第で美味いもんが食えるな。

カメラを忘れた時の方が多いかも。

*昨夜「やまぶき」の大将がくれた“ちくわ”が車の中に見当たらないんです。ずいぶん探したんですが。

車に”貝”を置き忘れると、廃車にするしかないそうですが、ちくわは大丈夫だろうな。


”付け合わせ”は完食。

今晩はひどく蒸します。室温は25℃ですが暑いです。

Dsc_0033 先日「やまぶき」に行って、またまた絶品のカツオを食べました。次に、本当は焼き鳥がよかったんですけど、大将が「地元、窪川牛のいいのがある」というので頼みました。

さしの入ったステーキ肉を薄く切って焼いてもらいました・・・・・ポテトがおいしかったです。ちょっと青っぽいトマトも露地物らしく味が濃い。よく見ると塩をふってくれている。キュウリも甘いジョ。

でも、牛肉はもういいわ。特に霜降りは結構です。赤身のレアを醤油で食べるのなら、わりと平気です。

大将は肉の焼き方も上手で、よく火を通してくれています。こんな肉はレアでは食えん。脂身も小さく切り分けて焼いてくれました。こうすれば香ばしく、油も飛んで頂けます。

霜降りの牛肉ってほんとに旨いんじゃろか

    「掃除機に カメムシ香る 秋の夜」 今夜はもう5匹。


不思議なカツオ

今日は、カツオ食いの人にしかわからない、マニアックな話です。

昨夜は「やまぶき」へ行ってきた。滅多に大げさなことを言わない大将が「今日のカツオは最高で!食うかよ?」という、もとよりそのつもりで来ました。

Dsc_0097 どうです。身が立っているのがわかるでしょう。モチモチ、ブリブリです。こんなのは初めてです。

メジカの新子みたいです。実際、大将がメジカのあがっている港で買ってきたカツオだそうです。

椿やリョウブなんかも林で混生していると、一見見分けがつかないくらい似てきますがそういうものでしょうか。

Dsc_0105 小振りだけどカツオだし、味も確かにカツオです。血合いはピンクだ。

でもちょっと物足りないような・・・・・・青物は新鮮な方が旨いとしたものだが・・・・漁師なんかは氷で焼けた方が旨いって言うな。

でも、はじめて食べました。びっくり。

Dsc_0108 これも、お薦めのツガニ・・・・でかい。

すぐ下の清流で捕れたものなので、上品ですが味は濃厚。身もたっぷり詰まっています。

Dsc_0117 後は、甲羅酒ですな。

昨夜は、生ビール、酒、チュウハイ、ワインとやって焼き鳥も頼んで¥3500でした。

食材の質を考えると信じられない値段だと思います。

幸せじゃ。


すでに秋風の吹く、

3336 昨夜はやはり、キャンピングカーで行く居酒屋「やまぶき」に行ってきました。

この映像は、今朝のもの。明け方は、なんと18℃まで下がり、エアヒーターに点火した。妙な天気やね。近年、10月まで暑いのが普通だったんですが。

Dsc_0004666 通常スキ身はビン長ですが、これはクロマグロです。旨いけど、ホント言うとご飯で食べたい。ウリとミョウガが嬉しい。

最近のお店は、旨くもない食材をカッコつけて盛るが、大将は絶品を無造作に大量に盛る。嬉しいです。

Dsc_001533 焼き鳥も、普通に旨い。ナチュラルじゃ。あわてて1本食べた。

やっぱり、おいしいものを食べると元気が出るね。

Dsc_002133 昨夜は、なんか沢山夢を見ました。

実はモモ同伴だったので、朝6時から林道を散策した。

Dsc_003033 ほとんど車の通らない絶好のお散歩コースなんですが、先日の大雨でひどい土砂崩れが起きていました。

足が不十分なので引き返しました。

Dsc_003833 この堰堤にはアメゴがいそうです。今度は、ここで焚き火をしてキャンプするのもいいかもしれません。

「やまぶき」で一皿作ってもらって。


グルメネタ放出 2

民主党が勢い付いてきたら、鳩山他の面々が、ますますバカ面に見えてきましたね。日本も行くところまでいくな~。

今日は妙に中途半端にたまった、グルメネタを噴出します。

P1020154 これはオシャレです!

大衆割烹”タマテ”でヒラメの刺身を頼みました。まわりに珍味が載っています。一番下のは鮪のヒレの軟骨とか。

ここは、本当の料理の技があるのに、やっぱり最近はお客さんは少ないようです。みんなで行きましょう。

Dsc_0007 先日採ってきた陣傘貝を肝と一緒に頂くの図。

Dsc_000432 北山鮮魚店のネイリ2パックとカツオ。しめて1000円也を器に盛りました。

東京では料亭でも食べらられないかも。でも築地なら食べられるかも。

Dsc_000666 シカ肉のなんとか。横文字の難しい名前でした。

ワインでも焼酎でもいけます。

Dsc_003333 肉片を前にして

「オメ~、早くヨッシ!って言え~!」

と懇願する犬・モモちゃん。


カツオ道!!

昨夜はやはり飲み過ぎました。今日はしんどかったけど、荷造りやらなんやら、するべきことはしました。

宴会は、私の作ったテーブルで行われたので、カメラを持っていかなかったのが悔やまれます。ひょっとして後日、画像を送ってもらえるかもしれませんが。

ところで、私のお客様にはマグロ船を持っている方がいて、マグロもさんざん食べさせてもらいましたが、その味わいの奥深さにおいて、カツオにはかなわないと思います。その船主様も同意見でした。

Dsc_0052 しかし、それを正確に書くと、立派な食のエッセイが出来てしまい、タダではちょっとやれないハードな仕事になるので、今回は軽く触れてみます。

まず、カツオの国、土佐といえども、本当の味を知っている人は意外に少ないんじゃないでしょうか。私もその境地に達したのはわりと最近です。それも、酒飲みという好条件に加え、鰹キチガイの先達がいたからです。

初ガツオの季節ですが、近所の量販店に並んでいるのはなぜか、三陸沖のものが多く、地物は少ないです。前者はすでに脂がのっており、初ガツオ特有の青臭さがないです。やっぱりカツオの本当の味は地物の初ガツオです。江戸時代、争って初ガツオを求めた人々の気持ちがわかります。

写真は1週間前「やまぶき」で撮ったもの。大将は面倒なので、一節出してきます。3人前ありそうです。途中でちょっと嫌になりますが、やっぱり旨いんで幸せに完食します。

もちろん、脂ののったトロガツオもおいしいですよ。うんちくは必要ありません。

ただ、原因は定かでありませんが、身が虹色に光ってきれいで、食べるとグリグリするのは”石ガツオ”と言って最悪です。これは結局、煮ても焼いても旨くないです。量販店や魚屋の切り身のパックには時々混ざってますので、チェックしましょう。高知のちゃんとした居酒屋ならお客さんに出すことはありません。丸のままではわからないので達が悪いです。


宇和島「やまこ」

どうも食いもんの話がつづいてすいません。考えてみるに、田舎は(刺激がないというよりも)ゆったりしてるし、若い娘もいないし、興味がどうしても、そちらのほうにいくのかもしれません。

2週間ほど前の話になりますが、秋の個展のために愛媛県の宇和島に打ち合わせに行った夜、地元の有志に歓待して頂いた。

当初、自宅で”手打ち蕎麦”を御馳走になるということでした。蕎麦は大好きなんですが、内心はがっかりしていました。やっぱり宇和島に来たからには「居酒屋で三崎のアジが食いたい」と思っていたのでした。三崎のアジは九州側に水揚げされれば“関アジ”と呼ばれます。

ところが実際は海の幸を中心とした奥様による懐石料理で、それからご主人による蕎麦のフルコースが始まるのでした・・・・・・・・殺す気か! いや~旨かったな。今度は是非別々の日にやってほしいです。そんなんで流石に酒はたいして飲めませんでした。宇和島の人は意外にノリがいいです。

で、帰りしなに朝だけやってるおいしい「うどん屋」をすすめられました。5時から始まり9時までには閉店だそう。早速行ってみました。

Dsc_0090 「やまこ」です。暖簾すらない。手前に積んであるのはおくどに使う薪でしょう。

絶え間なくお客さんがぞろぞろ入ってきます。セルフの店ですが初めてであることを告げると、作ってくれます。

麺はシコシコした手打ちじゃなく、懐かしい食感。ツユは絶品の上、宇和島名物ジャコ天も入ってます。私はかき揚げをのっけて¥350だ。う~ん・・・・・・朝から幸せ。

店の雰囲気、お姉ちゃんの接客、全部OK牧場!やっぱり、食いもんは侮れません。おそらく秋の個展期間中は毎日お世話になることでしょう。

うどんや店内の写真撮影は・・・・・・できず。初めてだし、居酒屋と違って皆、シラフだし。なんでもバシバシ撮るのはスマートじゃないしね。