これから飲みに行くので早々の、慌てた更新です。
塾長から、「この前のキャンプで余ったき、背ロースのステーキをやるでよ!」
とお誘いが。猪ですけど。
獅子唐は辛かった。
この脂身がたまりません。
まだまだあるので、ガーリック味で。
付け合わせは、土佐自然塾の有機ナス。甘いです。
猪ステーキは間違いなく旨いけど、贅沢過ぎます。すき焼きが一番のような気がします。
少し涼しくなりましたが、6時半には暗くなるので悲しくなってしまいますね。
私が使っている包丁です。殆どこれで済まします。刃渡り15センチ足らずと小振りです。
20年ほど前に、高知県梼原町の野鍛治から買い求めたもの。左利き用の片刃です。
野鍛治は刀鍛冶に比べると大層地味ですが、折れず曲がらず、その土地の土に合わせた鍬や鋤を作るのは実は大変な技術です。しかもお代はしれています。
今はそのような農具を使うことも少なく、工場で作った量産品を買い求める場合が多いそうです。ほんで仕事もめっきり減り、包丁やナイフも作っているそうです。
日本刀と同じ作り方で、折り返し鍛錬による縞模様が確認出来ます。
あまりに切れ味鋭く、刃先は丸刃に研いで使っています。
左利き用なので、我家の出張料理人には不評です。
*折り返し鍛錬の模様を派手に出したダマスカス鋼のナイフが売られていますが、実は切れないことも多く、猟師仲間では“ダマサレルカス”と呼ばれています。
祖父の代からの物。上はお蚕さんの餌、桑の葉を刻むのだそうです。野菜にボッチリ。
どれも切れ味は鋭いです。
まあ、ステンレスでも包丁は研げば切れます。
一昨日からの続きです・・・・・
そのMちゃんに昨年の7月3日、車で信号待ちをしているときに遭いました。
反対側を自転車でやって来ました。Mちゃんはいつも自転車なのです。天候に関係なく、30キロも先のパチンコ屋に平気で出掛けます。
窓を開けて「オーイ!」って声をかけると、「(やまぶきの)大将、死んだ。6月28日。」と笑顔で答えました。
実は大将、一昨年の暮れから肝硬変から胆管ガンを患っていたのです。お酒は好きでしたが大酒のみではなく、恐らくウィルス性の肝硬変だと思います。
わたしは、かける言葉もないし、見舞いにも行きませんでした。「鬼平犯科帳」全巻を届けたら野太い声で、お礼の電話がかかって来ました。
状況はボツボツ聞いていたし、なんかあったら連絡が来るんじゃないかと思っていました。
やっぱ、可愛がっていたMちゃんを使いによこしたんだな。
皆さーん!美味しいものは生きているうちに食べとかんといかんですよ~!
一期一会、何でもいつまでもあるとおもったら大間違いですよ~!
りょうちゃん(大将)は、ほんとに美味いもんを食べさせてくれたな。
りょうちゃんのことを考えると、別に死ぬのは怖くないな。楽しく生きて死ねばいいのよ。
そういうことで、私のブログを賑わせた「やまぶき」は昨年から閉店しております。
*常連のTちゃんの家の2階から10メートル先に大将の墓があります。ずっと以前から、「お互い、どちらが先にあの世に行っても、化けて出るのは止めようぜ。」と談合していたせいか、「まだ出てない。」そうです。
一遍、「やまぶき」のお料理総集編をやろうと思っています。
山中の居酒屋「やまぶき」の常連客は奇人変人ばかりでした。
その中の一人、Mちゃんは少し頭が足りません。6尺の大男で、顔もいかつい。でも、目は可愛いかも。ずっと以前は○○の売人をしていたそうです。売人はついつい商品に手を出して廃人になってしまうことがあるようですが、幸いそういう知恵はなかったらしい。店で気に入らない客に殴りかかり、大将に説教されたこともあったな。
私とは大の仲良しで、「3年も入っちょったとね~。」「2年と5ヶ月でスゥ~。」てな具合です。しかし、政治の動向等は良く知っていて、こっちが化かされているような気がしないでもありません。
按摩の技は天才的で、よく客の肩を揉んで酒代をせしめていました。怪力ですが、実にソフトに揉んでくれます。「それって塀の中で教わったが~?」「違いまスゥ~。」
多分、夜勤の日以外は早くから来て、日本酒一升は飲んでいました。大将が言うには、「若い頃は2升飲んでもシャッキやったな~。ほんとに惚れ惚れするような飲みっぷりやったで。」ツケの払いも滞るのに呑気なものですね。
話は明日に続きます。(私の話はフィクションが含まれています)
山の仕事を終えてTちゃんとRちゃんが将棋で一杯。
塾長から「牡蠣を貰ったんで食べに来んかよ。」とお誘いがありました。
私も以前は夏牡蠣を潜って採って皆に御馳走したものです。
牡蠣は採るにも大変ですが、室内で食べる場合、表面に付いたゴカイやら汚れなどを除いてお化粧するのが大変なのです。アウトドアでもそこそこ綺麗にしますね。
何でも旨いものを食おうと思ったら手間なものですね。
3年ものとかで、デカ!
殻だけデカイというパターンもありますが、身もデカかった。
加熱には電子レンジを使います。
更に半分に切って頂きました。なんかフォアグラみたい。食べたことないけど。
一個で満腹になりそうです。
牡蠣は大きくても一口大がいいね!という結論に達しました。
標準サイズの長太郎貝(ホタテの類)にホッとしました。
暑いですね~!本日は仕事も一段落したので、3時から仁淀川で川遊びをしていました。
河原は涼しいですね。別に水に入らなくても良くなりますね。今度、Yチェアの張り替えがあったら河原の木陰でやろう。昼はソウメンでも作って。
で、今日は土用の丑の日。今夜も天然ウナギで一杯なのですが、画像は少し前のもの。
先週、塾長から 「うんと小さいけれどやらんかよ。」と連絡が・・・
「肉眼で確認出来る?」 「なんとか。」
天然ウナギは焼くと半分に縮むんですね。
タレに漬けつつ・・・・・
どんどん小さくなっていきます・・・・・・・が、
まずは白焼きで・・・・小さ過ぎて味がないような。川の小魚を食べているようです。
大きな方をタレで。マイウー!やっぱり、そこそこのサイズが必要なようです。
バーン!
昨年、メンバー替えがあった近所のフィリピンパブ。入口のウィンドーに写真がなかったんで、てっきり潰れたと思っていました。どうやら、写真を撮る余裕がなかったみたい。
スーパーで店長によく会うので「写真撮りましょか?」「お願いします。」となりました。
Bちゃんは昼間は産廃施設で資源ゴミの分別の仕事をしているとか。日本人も見習わなければなりません。
それから、自転車で石彫の松崎さんを囲む会に30分遅れで参加。汗だく。
髭で老けて見えるが、私と同い年であることが判明しました。
鮎は卵がパンパンの特殊なもの。
佐川町の「司牡丹」の純米酒。同町出身の牧野富太郎先生にちなんだ酒のようだ。
最後に松崎さんを囲んで記念撮影。何がそんなに楽しいのか?
高知県人はゲストに関係なく盛り上がります。
スポンサー宅はオリジナルの七夕飾りをしておられました。
昨夜は秘密の会合がありました。
早めに高知市中心部に着いたので、吉岡模型店をのぞく。小・中学生のころは憧れの店でした。実は世界的に有名なラジコン飛行機のメーカーでもあります。
今はこんなものも売っているんですね。グライダーのバルサキットを見ていると大人買いしそうになりますが、それは本業に差し支えます。
居酒屋「大吉」。大将は板場に睨みを利かせ、まだまだご健在です。
本日、事情により写真は少ない。
この後「エスペランサ」へ。たまたま、鳥取の古美術商のYさんとデパートのKさんが居た。以前、辰秋の棗をここから購入した。やっぱりどこも不景気のようです。でも、現金持っているより骨董の方がましのような気がする。
その後一人で「ノア」へ。
たまたま店にいた、初対面の資産家?二人と商談がまとまる。やるな~。しかし、それは酒の席でのこと、高知では酒席でのことを後々言う人はいません。でも、注文があればラッキーです。
6時半から飲んで、床に着いたのは2時だったような気がする。
当然今日は二日酔いでしたが、そんな日があってもいいじゃろ。
昨夜、Hさんとの定例の飲み会で、いの町の「駅前酒場」で待ち合わせたところ臨時休業でした。
もうどうせなら“お街(高知市)”に繰り出そうということになりました。読者の方は飲んでばかりだと思われるかもしれませんが、全くその通りです。
電車(路面)通り南の“アル中の殿堂”が「葉牡丹」ですが、北側の横綱は「赤のれん」といえましょう。
30年ほど前は、木造の複雑な建築で、便所まで上がったり下がったり、途中足場の悪い所もあり、遭難する人もいました。おまけに臭かったし。現在は縦長のビルとなっています。
でも当時の味が何故か清潔なビルでは出せないと聞いたような気がします。
急遽決まったので、カメラの用意がありませんでした。ほんでマッチで想像して下さい。
1階の客はササッと仕上げて、次に行く人が多いようです。
裏側。よく考えると高知の名居酒屋はマッチを備えている所が多いです。全国酒場放浪をする際には、案外指標となるかもしれません。
この後、「一千一秒」→「あつこ」→「エスペランサ」と梯子したので、今日は能率が上がりませんでした。何時に帰宅したか憶えていません。
つるちゃんの気に入っていた「咳する坊や」は閉店して八百屋になっていました。